タイヤの偏摩耗8つの状態!内側、外側の減り方、原因と改善方法!

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タイヤ

タイヤは車が走れば減る、消耗品の1つです。

車が走れば走るほど、地面と接触しているタイヤは、徐々に摩耗し、減っていきます。車の速度を上げたり、急ブレーキなどのブレーキ頻度が多くなれば、タイヤの摩耗スピードも速くなります。

タイヤは日々摩耗していますが、車の使い方や、メンテナンスを怠るとタイヤが編摩耗することがあります。

偏摩耗は、車の走行に危険なだけでなく、タイヤの寿命も短くなるので、できるだけ早く、改善が必要です。

そこで、偏摩耗についての状態や原因を紹介したいと思います。

偏摩耗とは

タイヤは通常通り使用されれば、基本的には、タイヤの溝の減り方が均等に減っていきます。ですがタイヤのトレッド部(路面との接地面)が道路条件や使用条件、車の状態等により、部分的に異常な摩耗をする現象のことを『偏摩耗』と言います。

タイヤ名称
  • トレッド部・・・タイヤと道路との接地面の部分
  • サイドウォール部・・・タイヤ側面部分
  • ショルダー部・・・サイドウォール部とトレッド部の間のタイヤの角の部分

タイヤの偏摩耗のデメリット

  • タイヤの寿命が短くなる
  • 走行に支障がでる(騒音や振動などが起こる)
  • 危険性がある(バーストするなど、事故につながることがある) 

タイヤの寿命が短くなる

タイヤの偏摩耗は、特定の個所だけ減りが早くなります。ほかの個所の溝が、しっかり残っていても、交換が必要になることもありますので、交換のタイミングが早くなってしまいます。

走行に支障がでる

タイヤの減りが均等なわけではないので、走行に支障が出やすいです。タイヤが特定の個所だけ溝が少ないと、走行中に騒音や車体の振動が起きることもあります。

危険性がある

特定の個所だけ摩耗が進んでいると、走行中に突如バーストが起き、事故につながることもあります。タイヤと地面の接触部によっては、カーブでスリップが起きることや、急停止時にしっかり止まれないこともあり、危険性が高くなります。

偏摩耗の種類

中心部摩耗(センター摩耗)

中心部摩耗

状態

タイヤのトレッド部(路面との接地面)の中心部が、早く摩耗している状態。

原因

空気圧が高過ぎることで、中心部摩耗は、起きやすくなります。

タイヤに空気を入れすぎると、タイヤの中心部が膨らんだ状態になり、中心部だけが路面に接しやすくなり、摩耗が進んでしまいます。

空気圧を規定値にすることで、改善されます。

両肩部摩耗

両肩部摩耗

状態

タイヤのトレッド部(路面との接地面)の中心部に比べ、両端部の摩耗が進む状態。

原因

タイヤの空気圧不足や過積載などが考えられます。

タイヤの空気圧が不足していると、タイヤがつぶれた状態になり、中心部が路面と接しにくくなることで、両端部にばかり負荷がかかります。過積載でもタイヤがつぶれ、同じような状態になります。

空気圧を規定値にすることや過積載しないようにすることで、改善されます。

片べり摩耗(外側、内側摩耗)

内側、外側摩耗(方べり摩耗)

状態

タイヤのトレッド部(路面との接地面)の片側だけ、摩耗が進んでいる状態。

原因

車の足回りの整備不良もしくは、アライメント不良が考えられます。

ローダウンを行った場合や事故等により足回りを修理した場合などにも、アライメント不良が起こることもあります。

具体的には、キャンバー角不良やトーイン・トーアウト不良により方べり摩耗が起きます。

キャンバー角
キャンバー角

タイヤが車体に対して取り付けられている角度の1つに、キャンバー角があります。キャンバー角には、車を正面から見た時にタイヤの上部が内側に傾くネガティブキャンバーと、タイヤ上部が外側に傾くポジティブキャンバーがあります。そのキャンバー角が大きすぎることで片べり摩耗を起こすことがあります。

トーイン・トーアウト
トーイン、トーアウト

車体を上から見た時に、進行方向に対するタイヤの向きがハの字ならトーイン、逆ハの字ならトーアウトと言います。トーインが過大な場合やトーアウトの場合にも方べり摩耗を起こします。

基本的には、トーイン気味に調整されていることが多いです。

  • ネガティブキャンバー、トーアウト → タイヤの内側摩耗
  • ポジティブキャンバー、トーイン  → タイヤの外側摩耗

整備工場などで、アライメント調整などを行うことで改善されます。

トーイン、トーアウト摩耗(羽状摩耗)

トーアウト摩耗(羽状摩耗)

状態

タイヤの内側に向けて、もしくは外側に向けて、羽根状に摩耗している状態。

  • 内側に向けて、羽根状に摩耗している状態をトーイン摩耗と言います。
  • 外側に向けて、羽根状に摩耗している状態をトーアウト摩耗と言います。

原因

足回りのアライメント不良やトーイン調整不良が考えられます。

タイロッドなどのトーイン調整するパーツの損傷なども考えられます。

トーイン・トーアウト
内側から外側に向けて羽根状に摩耗している

車を上から見た時に、進行方向に対するタイヤの向きがハの字になっている状態をトーインと言います。そのトーインが過大になると、タイヤの外側から内側に向けて、摩耗するのでトーイン摩耗になります。

外側から内側に向けて羽根状に摩耗している

車を上から見た時に、進行方向に対するタイヤの向きが逆ハの字になっている状態をトー アウトと言います。トーアウトになると、タイヤの内側から外側に向けて、摩耗するのでトーアウト摩耗と言います。

整備工場などで、修理、アライメント調整などを行うことで改善されます。

皿状摩耗(スポット摩耗)

皿状摩耗
皿状摩耗

状態

タイヤのトレッド部(路面との接地面)に数か所、局部的(皿状)に摩耗している状態。

走行中に一定周期で、タイヤから振動や異音が起こることもあります。

原因

ホイールバランス不良、ベアリング不良、ブレーキ・ドラムの偏心、急ハンドルや急ブレーキ等の操作をした場合などに起こります。

スピードが出ている状態から、急ブレーキをかけてタイヤがロックし数メートル進んむことで起こることもあります。

急ブレーキなどの操作による原因が考えられない場合は、整備工場で点検してもらう必要があります。

波状摩耗

波状摩耗
波状摩耗

状態

タイヤのトレッド部(路面との接地面)に波状の摩耗が起きている状態。

原因

主な原因は、ホイールバランス不良、ホイールベアリングのがた、ホイールアライメント不良によって起こります。

トーイン調整やキャンバー調整などが不適切な場合やタイヤの空気圧不良により起こる場合もあります。

整備工場などで点検してもらう必要があります。

ヒール&トゥー摩耗(のこぎり歯摩耗)

のこぎり歯摩耗

状態

タイヤの円周方向に、のこぎりの歯に似た摩耗が生じている状態。
ブロックパターンタイヤ、乗り心地を重視したタイヤやスタッドレスタイヤなどのブロック形状のタイヤによく見られる現象です。

原因

フロントタイヤに起こりやすい現象で、タイヤローテーションしないで使用し続けることや空気圧不足でも起こります。その他のも、ホイールバランス不良やアライメント不良で起こることもあります。

タイヤの回転方向が決まっているタイヤは、のこぎり歯摩耗が起きやすく、改善しにくいので注意が必要です。

タイヤのローテーションを定期的に行い、空気圧も定期的に調整することで改善されます。

ピット状摩耗

ピット状摩耗

状態

タイヤの全周にわたり窪み上に摩耗している状態。

原因

主にホイールバランス不良やホイールの損傷が原因と考えられます。ホイールバランスが大きく狂っていると、タイヤへの負荷が特定の個所にかかりやすくなり、このような摩耗を起こします。

アライメント不良により起こることもあります。

ホイールバランスの調整をすることで改善されます。

あとがき

タイヤのメンテナンスは重要です。放っておくと危険なことになる可能性もありますので、ここで紹介したような現象がある場合は、整備工場などで見てもらうことをおすすめします。

日頃から空気圧やタイヤの状態を確認し、定期的にタイヤのローテーションをすることで、防げる現象もあります。しっかりメンテナンスをして、タイヤを長持ちさせましょう。

タイヤに関する、こちらの記事も参考にして見てください。

『軽自動車用 安くておすすめの低燃費タイヤ7選!』

『コンパクトカー用 安くておすすめの低燃費タイヤ8選!』

『タイヤの交換時期、3つの確認ポイント!おすすめのタイヤも紹介。』

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