「バイオ混合ガソリン対応車(E10/ETBF22)」

セルフ給油時などでガソリンを入れる時に、この表示を給油口の裏で見たことありませんか?
これは通常の無鉛ガソリン(レギュラーガソリン)と「バイオガソリン」が使用できるってことなんですが、バイオガソリンのことよくわからない方いると思います。
そこで、バイオガソリンについて解説したいと思います。
バイオガソリンとは?

バイオガソリンとは、植物生から作られたバイオエタノール(さとうきび、とうもろこしなどから製造)をガソリンに混ぜた燃料のことです。2007年ぐらいから日本でも自動車の燃料として販売されています。
「E10」の意味とは?
ガソリンにバイオエタノール(さとうきび、とうもろこしなどから製造される)を10%混ぜた燃料のことです。
10の数字の部分はバイオエタノールの割合を表しているので、バイオエタノールの割合が20%だと「E20」と表記されます。
「ETBE22」の意味とは?
ETBEとは、エチル・ターシャリー・ブチル・エーテルの略で、エタノールとイソブテンから合成される化合物です。
そのETBEをE10の含酸素率3.7%と同等値となるようガソリンに混ぜた燃料のことです。
簡単に言うと、「植物由来の成分をガソリンに混ぜているので、その分、環境にやさしく、通常のガソリン同様に使用できる燃料」と言うことです。
バイオガソリンは環境にやさしい

地球温暖化対策として化石燃料を代替する燃料としても期待されています。バイオガソリンを燃焼させた場合にも化石燃料と同様に二酸化炭素は発生しますが、植物はその二酸化炭素を吸収して成長し、バイオエタノールを再生産するため、全体として大気中の二酸化炭素が増加しないとされていることから、環境にやさしいとされています。
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バイオガソリンのデメリット

- 燃費の低下!
- 出力の低下!
バイオガソリンは、燃費が悪くなったり、出力低下の可能性があります。
バイオガソリンはガソリンに比べて発熱量が低く、E10を使用した場合、3%程度燃料使用量が増加すると考えられています。
つまり、3%燃費低下することが考えられます。それに伴って、出力の低下も考えられます。
価格はガソリンと同じぐらいで販売されています。
それから、バイオガソリンを販売されているガソリンスタンドも少ないので、使い勝手もあまりよくなさそうです。
バイオガソリンの注意点

バイオガソリン(E10/ETBF22)は対応車以外で使用しないでください!
最悪の場合、車両火災に至る恐れもあるみたいなので注意してください。
使用する際には、冒頭の写真のように、給油口に対応車ラベルが貼られているか確認を必ずしましょう!
まとめ
バイオガソリンは自動車燃料としての、現状では普及が進んでいないように思えますので、給油できる場所も限られています。ただバイオ混合ガソリン対応車(E10/ETBE22)であれば問題なく使えますし、環境にやさしいのであれば、もっと改善されて普及することに期待したいです。
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