車の骨格部位(フレーム)の名称。初心者にもわかりやすく解説!

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車 部品、部位名称

車の骨組みである骨格部位(フレーム)は、ご存じでしょうか?

中古車選びのときや車の修理のときに、車の部位の説明をされて、「それどこのこと?」と思った経験はありませんか?

車には様々な部位やパーツがありますが、骨格部位はフレームとも呼ばれ、とても重要な部分です。骨格部位が損傷したり、それを修復した跡があると修復歴車(事故車)となり、車の価値が下がってしまいます。

▼修復歴車についての記事はこちらを参考に▼

『修復歴車(事故車)を買ってはいけない理由!中古車選びに重要な知識』

▼【写真で解説】各部位の修復歴の確認方法についてはこちら▼

『プロが解説!車の査定ポイント。修復歴を見つけるコツは外装の確認から』

『プロが解説!車の査定ポイント。修復歴を見つけるコツ-フロント編-』

プロが解説!車の査定ポイント。修復歴を見つけるコツ-リヤ部編-』

プロが解説!車の査定ポイント。修復歴を見つけるコツ-サイド編-』

『プロが解説!車の査定ポイント。修復歴を見つけるコツ-ルーフ編-』

ただ、車には様々な部品や部位があり、実際に車を見ても、どの部分が骨格部位(フレーム)なのか、とてもわかりにくくなっています。

そこで乗用車の骨格部位(フレーム)の位置と名称を初心者にもわかりやすく解説します。

骨格部位(フレーム)は、車を売る人、車を買う人、車を所有する人など、車に関わる人なら、知っておくと必ず役に立つことなので、是非参考にしてください。

動画でも解説していますので参考にしてください!

車の骨格(フレーム)、名称を初心者にもわかりやすく解説!

外装の部品、部位名称はこちら▼

『車の外装部位名称一覧。初心者にもわかりやすく自動車部品の名前を解説』

内装の部品、部位名称はこちら▼

『車の内装部位名称一覧。初心者にもわかりやすく自動車部品の名前を解説』

車の骨格とは

車の骨格とは、フレームとも呼ばれ、サイドメンバーやピラー、フロアなどのことを言い、車が強度を保つ為に重要な役割をしている部分のことです。人間で言えば、骨の様な役割をしています。

事故などの衝撃により、骨格部位を損傷したり、修理すると「修復歴車(事故車)」として扱われてしまいます。

一般的に「修復歴車」となれば、商品価値が下落する為、通常よりも低い価格で取引されます。

骨格部位の場所は、上記の図だけを見ても、実際の車両のどの部分にあたるのか、イメージしにくいと思いますので、写真でも骨格部位の想定される部分を解説しました合わせて確認いただくと分かりやすくなっています。

フロント部の骨格部位

骨格部位写真 フロント

①フロントサイドメンバー(写真・ブルー部)

サイドメンバーは車のフロントからリヤかけて取り付けられている長い骨格(フレーム)で、人間で例えると背骨のような存在になります。そのサイドメンバーのフロント部に位置しているのでフロントサイドメンバーと言います。

フロントサイドメンバーは、車の最先端にある骨格なので、フロント部が衝突した際に、損傷しやすい骨格でもあります。

②フロントクロスメンバー(図・レッド部)

乗用車の場合、フロントクロスメンバーは、フロントサイドメンバーの先端下部に直接取り付けられている骨格のことを言います。

ただ、フロントクロスメンバーの定義に当てはまる、骨格構造の乗用車は少なく、ほとんどの場合は、ラジエータコアサポートの下にクロスメンバーに似た、ロアサポートが取り付けられている構造となっています。ロアサポートは骨格部位には該当しません。

骨格部位 図へ

③フロントインサイドパネル(写真・グリーン部)

主に、フロントフェンダーの内側にあり、フロントサイドメンバーの外側に溶接で取り付けられています。ボンネットタイプの車の場合、フロントのストラット(タイヤやスプリングが取り付けられている部品)の付け根になる骨格でもあります。

フロントインナーパネルと呼ばれることもあります。

④ダッシュパネル(写真・ピンク部)

ダッシュパネルは、エンジンルームと室内(人が乗る場所)の壁になる部分のことを指します。ダッシュパネルには、ネームプレートが貼ってあったり、車台番号が打刻されている車もあります。

骨格部位写真 フロントへ

サイド部の骨格部位

骨格部位写真 サイド

⑤ピラー(写真・オレンジ部)

ピラーは、主にフロントピラーセンターピラーがあります。

ピラーは、ルーフ(屋根)を支える柱のような骨格です。側面の衝突から乗客を守る役割もあるので、頑丈に造られていることが多いです。

フロントピラー

フロントピラーは、ドアヒンジを介してフロントドアが取り付けられている部位で、フロントドアを開けると確認することができます。

センターピラー

センターピラーは、ドアヒンジを介してリヤドアが取り付けられている部位で、フロントドアやリヤドアを開けることで確認できます。リヤドアが無いタイプの車両には、センターピラーは無いので、2ドアクーペなどは、センターピラーがありません。

骨格部位写真 サイドへ

⑥フロア(写真・ブルー部)

人が乗る室内の床にあたる部分が骨格のフロアになります。フロアはカーペットの下にあり、シートなどが固定されています。

⑦フロアサイドメンバー(図・グリーン部)

フロアサイドメンバーは、フロントからリヤにかけて取り付けられている骨格の、フロア部分にあるサイドメンバーです。車両の下回りから確認することができます。

骨格部位 図へ

リヤ部の骨格部位

⑧リヤインサイドパネル(写真・グリーン部)

主にリヤ部の側面内側にある骨格部位です。リヤフェンダーの内側にあり、内装の内張で覆われています。ワゴンタイプの車両の場合、ウェザーストリップを境にリヤフェンダー(アウター部)とリヤインサイドパネル(インナー部)に分かれています。

リヤインナーパネルと呼ばれる場合もあります。

⑨リヤフロア(写真・ピンク部)

リヤの荷室の床にあたる部分が骨格のリヤフロアです。スペアタイヤなどが保管されていることが多いです。

セダンタイプなどのトランクルームがある車両の場合は、トランクフロアと呼びます。

⑩リヤサイドメンバー(写真・ブルー部)

フロントからリヤにかけて取り付けられている骨格の、リヤにあたる部分のサイドメンバーをリヤサイドメンバー呼びます。リヤフロアの下に位置するので、車両の下から確認することができます。

骨格部位写真 リヤへ

ルーフ部の骨格部位

骨格部位写真 ルーフ

⑪ルーフ(写真・イエロー部)

ルーフは、車の屋根の部分のことです。ドアやボンネットの様に外装パネルとしても、位置づけられていますが、骨格の一部でもあります。

「ルーフを交換した場合」「ルーフのインナー部が損傷した場合」「ピラーからの波及した損傷があった場合」などは、修復歴車に該当します。

修復歴の基準

下記の骨格部位に損傷、修理跡がある場合は、修復歴となります。ただし、骨格は溶接接合されている部位のみで、ネジ(ボルト)止めの部位は骨格には該当しません。

小さな損傷の大きさはカードサイズ(8.5cm×5.4cm)です。

主な骨格部位修復歴とする修復歴としない
フロントクロスメンバー
リヤクロスメンバー
・交換されている
・曲がり、凹み、修理跡がある
・小さな凹み、修理跡
・突き上げによる損傷
、修理跡
フロントサイドメンバー 
リヤサイドメンバー

・交換されている
・曲がり、凹み、修理跡がある
・コアサポートより前、エンドパネル
より後の損傷、修理跡
・牽引フック部の損傷、修理跡
・バンパーステー取付け部の小さな
凹み、修理跡

・突き上げによる損傷、修理跡
フロントインサイドパネル
リヤインサイドパネル
(インナーパネル)
ダッシュパネル
・交換されている
・外部、外装を介して波及した
凹み、曲がり、修理跡がある
・コアサポートより前の損傷、修理跡
・小さな凹み、修理跡
フロントピラー
センターピラー
・交換されている
・スポット溶接打ち直しがある
・外部、外装を介して波及した
凹み、曲がり、修理跡がある
・外部に露出している部位の損傷、
修理跡
・ボディサイドシルの単体交換時の
ピラー下部の溶接処理跡

・シートベルトなどの挟み込みによる
凹み、ドア開きすぎによるヒンジ部の
凹み、ふくらみ、修理跡

・小さな損傷、修理跡
ルーフ・交換されている
・ルーフ周囲のインナー部に凹み、
曲がり、修理跡がある
・ピラーから波及した凹み、
曲がり、修理跡がある
・インナー部の小さな損傷、修理跡
フロア
フロアサイドメンバー
・交換されている
・パネル接合部に、はがれ、修理跡
がある
・破れ、亀裂がある
・外部、外装を介して凹み、曲がり、
修理跡がある
突き上げによる損傷、修理跡
・小さな損傷、修理跡
リヤフロア
トランクフロア
・交換されている
・パネル接合部に、はがれ、修理跡
がある
・破れ、亀裂がある
・外部、外装を介して凹み、曲がり、
修理跡がある
・エンドパネル、リヤフェンダ等の
交換時に生じた損傷
・小さな損傷、修理跡
・スペアタイヤ格納部等の突き上げ
による損傷、修理跡
出典:一般財団法人 日本自動車査定協会/修復歴の判断基準より作成

こちらに記載されているような状態であれば、修復歴車になります。

あとがき

車の骨格部分(フレーム)の名称を知ることで、車の重要な部分を理解することができ、修復歴車(事故車)についても理解しやすくなります。
修復歴車(事故車)を把握することで、中古車選びの参考になり、失敗を減らすことができます。
また、車が事故に遭った場合、損傷箇所や損傷の程度によって修復歴のある車かどうかがわかるので、その車を「乗り続けるべきか」「乗り換えるべきか」の判断もしやすくなります。

是非、参考にしてください。

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