車のことが詳しくない方は、部品や部位の名称を聞いても、いまいちピンとこないと思います。
車の名称を並べて説明されても、よくわからないし、自分が説明したくても、上手く伝えれなかった経験はないでしょうか?
そんな方にも、わかりやすく外装部品、部位名称の解説をします。
こちらで紹介する名称は、基本的な外装名称ですので、覚えておけばきっと役に立ちます。
動画でも解説していますので参考にしてください!
▼内装の部品、部位名称はこちら▼
『車の内装部位名称一覧。初心者にもわかりやすく自動車部品の名前を解説』
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『車の骨格部位(フレーム)の名称。初心者にもわかりやすく解説!』
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外装パネル、部品名称



①ボンネット
主にフロント部に取り付けられた部品で、開閉することができます。ボンネットタイプの乗用車のほとんど場合、フロントにエンジンがあるのでボンネットを開けるとエンジンルームがあります。
②フロントバンパー
車の最先端に取り付けられている部品です。車が衝突したときにエンジン等を保護したり、万が一人に衝突した場合に人への衝撃を和らげる役割もあります。
乗用車だと樹脂製のバンパーが多いです。
③フロントフェンダー
タイヤを覆うように取り付けられている部品です。走行中に水や石などが周りに跳ねると危険なので、それらを防ぐ泥除けの役割があります。歩行者等がタイヤに直接接触することから保護する役割もあります。
④ボディサイドシル
ドアの下にある部品で、メーカーによって名称が違うこともあり、サイドシルやロッカーパネルと呼ばれることもあります。
ボディサイドシル自体は金属製ですが、サイドシルカバー(樹脂製のカバー)が取付けられている車両もあります。
⑤フロントドア
車のフロント側にあり、運転席と助手席に乗車するために取り付けられている左右のドアです。
クーペなどの、ドアが2枚だけの車もフロントドアと呼びます。
ドアを開けるときに動かす部位をドアハンドルと呼びます。
ドアに取り付けられている窓ガラスはドアガラスです。
⑥リヤドア
車の後ろ側、側面にあるドアで、後部座席に乗車するために、取り付けられています。開き扉タイプのスイングドアと、引き戸タイプのスライドドアがあります。スライドドアのミニバンや軽自動車は人気があります。
⑦リヤフェンダー
フロントフェンダーと同様で、水や石などが跳ねるのを防ぐ役割や、歩行者等が直接タイヤに接触することを防ぐ役割もあります。この部品はボディサイドシルやルーフとつながっていることが多いです。
⑧ルーフ
車の屋根にあたる部位です。主に金属製ですが、カーボン製のルーフもあります。
サンルーフは換気をおこなったり、光を取り込むために取り付けられた天窓のことです。
オープンカー(コンバーチブル、カブリオレ)は、ルーフがなかったり、ルーフが開く車のことです。
⑨バックドア
リヤの荷室のドアです。上に開く「跳ね上げタイプ」、横に開く「横開きタイプ」、左右に開けることができる「観音開きタイプ」があります。
セダンタイプの車の場合、トランクに取り付けられたドアをトランクフードと呼びます。
一部の車の中には、バックドアが樹脂製の場合もあります。
⑩リヤバンパー
車の最後部に取り付けられている部品です。フロントバンパー同様、衝突による衝撃を和らげる役割があります。乗用車だと樹脂製のバンパーが多いです。
リヤバンパーの内側には、エンドパネルがあります。エンドパネルはリヤフロア(トランクフロア)に直接溶接されているパネルで、骨格部位にはあたりませんが外装パネルとして扱われることもあります。


⑪フロントグリル
ボンネットの下に取り付けられている部品です。本来の目的はラジエータやエンジンルーム内を冷やすための空気の取り込み口のような役割をしていました。最近は様々な形のグリルがあり、デザイン性が重視されています。
⑫フロントワイパー
フロントガラスの雨や雪などをふき取り、視界を確保する部品です。1本でふき取るタイプや2本でふき取るタイプがあります。
ワイパーに取り付けられているワイパーゴムには、氷点下でも凍りにくいものなど、様々な種類があります。
⑬フロントガラス
前面部に取り付けられたガラスで、雨風や飛び石等から乗員を守る役割があります。『合わせガラス』になっており、割れてもバラバラに散らばりにくいです。人がぶつかっても衝撃を吸収したり、車外へ飛び出していかないように作られています。
飛散物等でガラスが割れても視界が確保しやすくなっています。
⑭ヘッドランプ(ヘッドライト)
前方の左右に取り付けられていて、夜間等で前方を照らし視界を確保することができます。『ハロゲン』『HID』『LED』といった種類があります。
⑮タイヤ
タイヤが地面と接触していることで、車が「走る」「止まる」「曲がる」ことができます。地面からの衝撃を吸収する役割もあります。
タイヤにも種類があり、燃費を良くしてくれる「低燃費タイヤ」や、万が一パンクしてもある程度走行できる「ランフラットタイヤ」、冬に道が凍結していても、滑らないようにする「スタッドレスタイヤ」などがあります。

⑯ホイール
タイヤと一体になっており、車の動力をタイヤに伝える役割をしています。ホイールには主にアルミホイールとスチールホイルがあります。
アルミホイール
軽量なので燃費が良くなりやすく、サビや腐食に強い特徴があります。ただしスチールホイールと比較して価格が高く、強度が劣ります。アルミホイールには様々なデザインがあり、デザインが重視されることもあります。
スチールホイール
アルミホイールに比べて強度が強く、低価格に抑えることができます。ただしサビや腐食に弱く重量が重い特徴があります。
スチールホイールは、ホイールカバーを装着することが多くあり、車の外観を良くするためのドレスアップ効果やホコリや水などから、ハブやナットが錆びることを防ぐ役割もあります。
⑰ドアミラー
サイドミラーとも呼ばれ、ドアに取り付けられているミラーで、左右後方の確認をするために使用します。
タクシーなどでは、フェンダーにサイドミラーが取り付けられていることがあり、フェンダーに取り付けられているものはフェンダーミラーと呼ばれます。
フェンダーミラーは、デザイン性が損なわれると思う方もいますが、左右後方を確認する時に、首を動かさなくても視線だけで確認できるため、安全性が高いメリットなどもあります。
⑱リヤガラス
後部にあるガラスで、ワゴンタイプの車両では、バックドア等に取り付けられています。リヤガラスには曇りなどを解消するために電熱線が取り付けられており、その電熱線のことをリヤウィンド・デフォッガーと呼びます。
⑲リヤワイパー
リヤガラスの水滴や汚れ等をふき取り、視界を確保します。ワゴンタイプの車に取り付けられていることが多いです。
リバース連動リヤワイパー機能
リヤワイパーが装着されている車の中には、ギヤをリバースに入れることで、自動的にリヤワイパーが作動する機能がついている車もあります。
⑳テールランプ
車の後部に取り付けられ、ヘッドライトのスイッチと連動しており、ヘッドライトが点灯するとテールランプも点灯するようになっています。テールランプは、夜間に車の存在を後方に知らせる役割を果たしています。
多くの場合、ブレーキランプも同じレンズに一緒に取り付けられています。ブレーキランプは、ブレーキを踏むと点灯し、後方にブレーキを踏んで減速していることを知らせる役割があります。
ブレーキランプ、テールランプ、ターンシグナルランプが一体化しているものは、リヤコンビネーションランプとも呼ばれます。

あとがき
クルマにはたくさんの部品があります。
メーカーによっては、呼び方が変わることもあり、それらを覚えるのが大変だと感じる方もいることでしょう。ただ、基本的な部品や部位の名前だけでも覚えておけば、車のトラブルが起きたときに、お店の人や友人に説明しやすくなります。
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